署名ドットコムは2005年に創立してから、何と、のべ5万人、9万点以上のサインを提供してきたそうです。おそらくサインが決定するまでに提案も何点かは行うでしょうから、それも含めると物凄い数のサインが署名ドットコムから生み出されてきたわけです。
私のように、自筆サインを楷書体の「漢字」とか「かな」でしか書いたことしかない者からすると、どうしてもニッチなサービスという印象が拭えません。署名ドットコムの提供するサインのように自由でデザインセンスを感じるクールなものは、もしかすると今後も書く機会がないかもしれません。万が一、仕事で自筆サインを披露する機会に恵まれたとしても、「本当に使用していいのか」「法的に問題はないのか」「相手の心象はどうなのか」等と余計な心配してしまうでしょう。
そう考えると、9万点以上のサインを生み出した実績には、驚きを隠せません。確かに、芸能関係の方やスポーツ選手、グローバル企業や大企業の経営者等、自筆サインを書きなれた方も一定数いるわけですから、何ら不思議はないのですが…
もしかすると、これから自筆サインがビジネスシーンにおいて非常に身近なサービスとなるかもしれません。テレワークを導入する企業が著しく増える中で、当サイトでも紹介している「電子契約サービス」の普及率が伸び、デジタルデータ化された自筆サインを使用する頻度が高まる可能性があります。手書きの電子サインが自筆の署名と同様、法的な効力（※）があることが認知され始め、脱ハンコ化が進みつつあることは、多くの方が感じているところでしょう。
※確契約者本人が署名したことを証明する（電子契約サービス側の）署名者認証の仕組みも必要です。
※確契約者本人が署名したことを証明する（電子契約サービス側の）署名者認証の仕組みも必要です。
さらに、「シグネチャーロゴ」の効果がもっと多くの方に認知されれば、より身近な、より多くの効果が期待できるツールとして見直されるはずです。ファッション業界のメジャーブランドである「ポール・スミス」や「アニエス・ベー」の手書き風のロゴが、どれだけブランド力を引き上げるパワーを持っていたか… アナログで温かみがあり、且つクールな自筆サインの潜在的なパワーは私たちの想定以上かもしれません。
※上記チャートは当社評価
コスト削減の視点では評価の難しいサービスである。ニッチな業種であり、競合も多くはないために、スコアリングに手間取った。特に「コスト削減率」や「導入のしやすさ」に関しては、同業他社のサービスの評価を追加するごとに調整が必要かもしれない。
ご興味のある方は、以下のリンクから公式サイトで詳細をご確認ください。
署名ドットコム
